金沢中警察署長あいさつ
令和6年3月29日付けで金沢中警察署長に着任いたしました久島泰志(ひさしまやすし)です。
まず、「令和6年能登半島地震」により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申しあげますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
当署は、金沢市の中心部から南東部を管轄区域とし、管内には約19万人の方がお住まいの県内最大規模の警察署であります。
管内には、日本三名園の一つである兼六園をはじめ、金沢城公園、金沢21世紀美術館など、数多くの観光名所や文化施設のほか、百貨店や多くのブランドショップ、飲食店が集積する北陸最大の繁華街である片町・香林坊地区などが所在しております。
藩政期以来の歴史と伝統に加え、現代的な斬新さを併せ持つこの地域の治安維持を担う警察署長として勤務できることを誇りに思いますとともに、その重責に身の引き締まる思いであります。
管内の治安情勢を見ますと、昨年中、刑法犯認知件数が増加し、高齢者を中心に特殊詐欺による被害も増加したほか、交通事故については、交通事故件数は減少したものの、依然として、痛ましい交通死亡事故が発生するなど、大変厳しい状況にあると認識しております。
このような状況を踏まえ、本年も関係機関・団体の皆様や地域住民の方々にご協力を賜りながら様々な治安対策を推進するほか、市民の皆様はもとより、観光等で当地を訪れる全ての方々に安全と安心をお届けできるよう、署員の先頭に立って、各種警察活動に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和6年4月
金沢中警察署長 久島 泰志
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