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公安委員会定例会議 12月21日（木）
石川県公安委員会 定例会議の開催状況
開催日 令和5年12月21日(木)
1 決裁了承案件
(1) 保有個人情報の開示をする旨の決定について
保有個人情報の開示をする旨の決定について説明があり、原案どおり決定しました。
(2) 苦情の受理について
公安委員会宛て苦情の受理について説明があり、了承しました。
(3) 監査結果報告について
地方自治法第199条第4項の規定に基づく定期監査の結果について説明があり、了承しました。
(4) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等17件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。
2 報告案件
(1) 令和5年第5回石川県議会定例会の開催状況について
(北村委員長)
石川県の自転車乗車用ヘルメットの着用率は全国平均より高いですが、全国で一番着用率の高い県は約60パーセントであると聞いておりますので、石川県の着用率を更に高める必要があると思います。
(交通部長)
自転車乗車用ヘルメットの着用率については、特に高校生の着用率を上げるための取組として、警察本部や警察署によるモデル校の指定や、交通事故発生時のヘルメット着用の重要性を知ってもらうため、交通安全教室において、スタントマンによる交通事故の演出などを行っております。
(2) 石川県議会商工観光公安委員会の開催状況について
(北村委員長)
今年は飲酒運転の取締りが強化されており、結果として取締り件数が大幅に伸びていることは高く評価したいと思います。来年も継続して強化していただきたいと思います。
(交通部長)
飲酒運転の取締りに関して、年末は飲酒の機会も多いので、検問や繁華街での対策を強化してまいります。
(北村委員長)
令和5年中の質問状況で、特殊詐欺に関する質問が多くなっているのは、県民にとって関心が高いことを示していると思います。県警察にあっては、来年の課題として大きく取り上げて、取り組んでいただきたいと思います。
(3) 「110番の日」における広報活動の実施について
(北村委員長)
110番映像通報システムの普及を進めるため、具体的な使用例などをもっとアピールする必要があると思います。
(生活安全部長)
110番映像通報システムでは、火災などの現場をリアルタイムで送る、当て逃げの現場をすぐに撮影してもらう、山岳遭難時に現在地を撮影してもらうことで緯度や経度を特定できるなどの活用方法があります。これらを周知するため、体験実施などの広報活動を行い、普及に努めます。
○ 公安委員会委員総括コメント
(和田委員)
先日、小松警察署へ年末督励に行きました。署長から管内の状況について詳細な説明を受け、署内の施設を見学させていただき、警察活動に対する理解が深まりました。
(徳力委員)
警報級の大雪になるとの予報が出ており、昨日福井県との県境で、大雪に備えた交通誘導の訓練に関する報道もありましたが、冬用タイヤを装着していない自動車に対する指導を行っていただきたいと思います。
(北村委員長)
今日で今年最後の公安委員会定例会議となりました。警察業務は1年365日のうち、1日として停滞することは許されない仕事ですので、年末年始もしっかりと業務を行っていただきたいと思います。また、寒い時期になりますが、健康に留意され、良い年を迎えていただければと思います。
○ 警察本部長コメント
(警察本部長)
公安委員の皆様におかれましては、定例会における御指導をはじめ、各種行事、全国公安委員連絡会議、中部公安委員連絡会議、県議会等への御出席を賜り、改めて感謝を申し上げます。
県警察においては、本年は統一地方選挙、G7教育大臣会合、行幸啓などの重大行事が行われる中、警備等を遂行し、また、震度6強の地震の対応もありました。一方で刑法犯認知件数及び交通事故発生件数は昨年に引き続き増加傾向にあり、年末年始に向け、引き続き各種抑止対策を推進してまいります。
来年は、警戒の空白を生じさせない組織運営を推進すべく、警察力の最適化を図る組織改革を進める年になります。公安委員会委員の皆様にあっては、引き続き県警察に対する御指導をよろしくお願い申し上げます。
3 個別案件
(1) 公安委員会宛て文書等の受理について
(2) 警察官の職務執行法に基づく銃砲の使用について
(3) 交通死亡事故の発生(12/17 能登町)について
