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公安委員会定例会議 10月3日(木)
石川県公安委員会 定例会議の開催状況
開催日 令和6年10月3日(木)
1 決裁了承案件
(1) 国家賠償請求訴訟事件控訴に係る応訴について
国家賠償請求訴訟事件控訴に係る応訴について説明があり、了承しました。
(2) 交通規制の実施について
交通規制の実施について説明があり、原案どおり決定しました。
(3) 交通関係行政処分「意見の聴取」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」の結果について説明があり、交通違反15件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。
(4) 警察職員の援助要求について
警察職員の援助要求について説明があり、了承しました。
(5) 多衆運動に関する許可について
多衆運動に関する条例に基づく許可申請について説明があり、許可を決定しました。
2 報告案件
(1) 管内企業等に対する当署の取組について
(和田委員長)
先日能美警察署の協議会に出席し、能美警察署と地元の住民、団体との間の信頼関係が確立しており、意思疎通が上手く行われていると感じました。また、能美市長が安全安心・広報インフルエンサーとして、定期的に警察活動について広報啓発活動を行っており、警察と地元の方々が一緒になって治安維持に尽力されていることに感銘を受けました。
能美警察署のマスコットキャラクターも、警察署に勤務する女性職員が考案されたとのことで、とても素晴らしいと思います。
(北村委員)
マスコットキャラクターの名前の由来は何ですか。
(能美署長)
川北町役場の住所地である壱ツ屋町と、能美警察署の住所地である三道山町から名前を付けました。
(北村委員)
能美警察署管内の外国人の割合が他の警察署管内よりも多いのはなぜでしょうか。
(能美署長)
能美署管内には、工場に勤務する技能実習生と、留学生が多く住んでいることがその理由として考えられます。
(2) 令和6年度殉職警察職員慰霊祭の実施について
(3) 令和6年全国優良警察職員の表彰について
(4) 金融犯罪防止に向けた共同対策研修会の開催について
(徳力委員)
最近急増しているSNS型投資・ロマンス詐欺は個人がネットで振込を行うことで被害に遭うと思うのですが、なぜ銀行協会へ協力を依頼するのでしょうか。
(生活安全部長)
ネットバンキングの開設時に銀行の窓口を訪れる方がいらっしゃることや、一定の口座に複数回振込を行っている方がいた場合に警察に通報していただくことで、なるべく早い段階で被害を防止するためです。
(刑事部長)
ネットバンキングを利用する手口だけでなく、銀行窓口で振込手続をする場合や、送金先が個人口座だけでなく法人名義の口座である場合もあるので、金融機関に対するこれら手口の教示・指導を実施するとともに、被害に遭いそうな方への声掛けや警察への通報をお願いしています。
(警察本部長)
阻止事例を見ますと、銀行など金融機関で阻止していただいたもの、家族や知人に相談して阻止できた例が多くの割合を占めており、金融機関に御協力をいただくことで、阻止できる可能性の選択肢を広げることを期待して、協力要請を行っております。
(5) 大雨に伴う災害警備活動について
(北村委員)
今回の豪雨による行方不明の方の捜索は、捜索範囲が海まで及び、非常に広範囲となり、大変だと思います。
(警備部長)
今回の豪雨では、川沿いで被害が多く発生しており、川から海へ流されてしまう可能性もあるので、川沿いだけでなく、テトラポットの間も含めて海岸線での捜索も行っております。
〔その他報告事項〕
警務部長から警察官Aの採用候補者試験の実施結果と、警察官Bの採用候補者試験の実施状況等について報告がありました。
〇 公安委員会委員総括コメント
(北村委員)
能登半島地震の後に今回の豪雨があり、警察活動は休まることがなく、大変かと思いますが、県警察にあっては頑張っていただきたいと思います。
3 個別案件
(1) 公安委員会宛て文書等の受理について
(2) 交通死亡事故の発生(9/25 七尾市、9/26 能登町、10/1 七尾市)について