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「利殖勧誘事犯」にご用心
「儲け話」にご注意ください
「儲け話」にのっちゃだめ!
「利殖勧誘事犯」とは、未公開株、社債、外国通貨の取引、ファンドへの投資勧誘、投資被害の
救済を装って金を集める悪質商法のことです。
「元本保証」、「高配当確実」、「絶対儲かる」などと嘘の投資話をして、多額の出資金をだまし取り
ます。
平成24年中、利殖勧誘事犯の被害人員は約7000人、被害額は約245億円に
上ります。
パンフレットを送りつけたり、電話で勧誘したりすることもあります。
利殖勧誘事犯の手口を紹介します
社債、未公開株
「将来有望な会社で近々上場されるので、確実に値上がりします。高配当が期待できます。」など、架空の投資話で勧誘します。実在する証券会社などの会社名を騙って勧誘してくることもあります。
外国通貨の取引
「スーダン通貨(スーダンポンド)、イラク通貨(イラクディナール)など外国通貨が値上がりするので、今購入しておけば確実に儲かります。」などと外国通貨の購入で勧誘します。
預り金
「元本は保証します。高い利子が付きます。」などと確実な儲け話で勧誘します。銀行など法律で定められた者しか現金を預かることはできません。
商品先物取引
金や原油等の資源の商品先物取引で勧誘します。
事業への投資
「これから水資源が重要になってくるので、その権利を今のうちに購入しておくと必ず儲かります。」などと事業への投資を勧誘します。過去には、「エビの養殖」、「老人ホームへの入居権利」、「和牛のオーナー」、「金鉱山の開発」などの事業で勧誘した事例があります。
利殖勧誘事犯の被害に遭わないために
・公的機関を名乗ったり、脅したり、不安をあおったりして、言葉巧みにあなたを勧誘してきます。「必ず儲かる。」、「将来値上がりする。」、「元本は保証する。」などという甘い話は決して信用してはいけません。
・迷ったら、不安に思ったら、怪しいと思ったら、契約する前に、家族や知人、警察や消費生活支援ンターなどの相談機関に相談しましょう。
・会話の流れでつられて返事をしたり、あいまいな返事をしたりせず、はっきりと断わりましょう。